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ドコモ系MVNOでテザリング出来ない罠

編集後記の補足:2017年1月4日
ドコモ端末でテザリングが使えるかどうかは、IIJやmineoの動作確認済み端末リストで確認したほうがいい。2014年頃から本記事中のロジックは修正されているらしく、それ以前の端末は、SIMロック解除申請を行ってもテザリングが使えない。ヤフオクやメルカリで中古端末を買う場合は、動作確認済みのリストを確認してから調達しよう。

ドコモ端末でテザリングできない件

古いドコモのAndroid端末を引っ張りだして、MVNO回線を使ってテザリングしようとしたら、まったく使えなかった。そんで色々調べてみたら、ドコモ発売の端末で、ドコモ系MVNO(ドコモのSIM)を使うと、一部機種とOSでは使えないことが分かった。

仕組みとしては、本体でテザリングONにすると、SPモードやモペラ系のAPNに切り替わるそうで、当然契約してないから、通信はONになっているものの、テザリングは有効にならない。ドコモショップSIMロック解除申請していた端末だったが、使えなかった。

ドコモショップSIMロック解除した場合は、海外キャリアのSIMを挿せば、現地の電波で、LTEが使えるし、自由にテザリングもできた。日本国内でドコモ系MVNOを使うと、そんなロジックが働くのかとガッカリだったのでメモを残す。

 

 古い端末の回避策

回避策としては、AndroidをRoot化して、設定を回避できるようにするぐらいしかないそうだ。Root化するには、Windows端末が必要で、なかなか面倒っぽいので、やめた。

もう一つは、完全にあきらめて、SIMフリー端末を調達するしか無さそうだった。Amazonで調べてみると、5,000円ぐらいの端末が出回っているが、メモリが512MBあたりで、LTEバンドが非対応、かつ、Android4系のゴミ端末しかない。1万円付近になると、メモリ1GBでLTEバンドに対応している端末で、Android5系がいくつか見つかる

候補としては、UPQ、フリーテル、ASUSACER、こんな所だろうか。あとは、iPhone系はプロファイル設定をやれば、使える端末が多いらしいので、iPhone5C、iPhone5sからの端末がいいらしい。

 

今日の結論として、ドコモ系Androidは、ドコモロジックが入っているため、ドコモ系MVNOでは、テザリングが使えない。(訂正:2014年頃までの端末はテザリングが使えない、音声通話、端末内のデータ通信は可能)ドコモ系MVNOを検討している場合は、自分の使っている端末とOSを確認してほしい。テザリングが普及し始めた時期の端末は、ロックが掛かっている。 

 

 

 

あと、APNの保存が出来ない場合は、きちんとSIMカードが認識されていない、刺さっていない可能性があるので、SIMカードアダプタを使っているときは、ご注意を。

SIMカードが認識されていると、APNが自動入力されたり、本体の設定が読み込めるようになる。

 

参考情報:調べた参考サイト

対応バンドについて説明しているサイト

auとドコモ/ソフトバンクのバンドは異なるので注意

格安スマホ向け、ドコモとauとソフトバンクの対応バンド(4G/LTE/3G/WCDMA/CDMA2000の説明付き)

 

テザリング対応端末かどうかは、MVNO提供サイトで確認できる

mineo.jp

www.iijmio.jp